遺産争族を兄弟姉妹で争うのはドラマだけではない!
「あらそいぞく」と書いて争族という字を見たことがありますか?読んで字のごとく、相続人同士での揉め事の時に使われる言葉です。
兄弟姉妹での相続は本当に起きてほしくないこと
相続人がなくなると法定相続人に相続権が発生しますね。相続は被相続人の親族ですので、配偶者と子供がその中心人物になります。
配偶者である妻(夫)が第一順位ですので、まだ親が生きている間は兄弟間の相続トラブルは少ないです。相続でトラブルになるのは、子供たちだけが相続人になっているケースですね。
歴史の上でも兄弟間での相続トラブルは多く発生しています。つまり相続が起こった時に争族にしない・させないようにするには事前にきちんとした対策をしておくことが重要になります。
争族が起こる理由とは?誰が悪い?
では相続になった時に一体どんな争族が起こるのでしょうか?わかりやすい例として挙げると親族間での心の問題というものが挙げられると思います。

子供にはみなさん平等に、というのが理想ではありますが、実際のところはやっぱり世話になった子供に多く残したいということはよくあるケースだといえます。
例えば、自分の面倒を見てくれた長男や長女に対して多く残してあげたいとか、出ていった子供に渡したくないというのは当然といえば当然の感情なのかもしれません。
子供には平等に、というのは当然なのですが人の心はそんな単純ではないことがよく分かるのが相続かもしれません。
世話になった相続人に多く残したい!
そして特定の相続人に多く財産を残したいという相談が実はかなり多かったりします。中には全額をある特定の相続人に相続させたいケースもあるでしょう。
ただ法律上、相続人には遺留分というものがありますので、全ての財産を特定の相続人に残すことはなかなか難しかったりもします。
ただ、それもきちんと準備しておけば被相続人の意思をある程度汲んだ残し方もできます。
それも相続人が健在で元気な時に、きちんと考えておかないと「遅かった!」ということが起こりますので早めに考えておく必要があるといえるでしょう。
遺産相続を争族にさせないためには?

遺産が多くある場合は当然準部が必要ですが、あまり分ける財産が少ない時にもきちん準備をする必要があります。
というのは相続をめぐる法廷での争いは5000万円以下の遺産での揉め事が全体の半数以上を占めるのです。これの意味するところは大きい金額のお金だけが遺産争いになるわけではないということです。
実はこの数字にはさらに興味深い数字がありまして、1000万円以下の財産でもかなりの件数で裁判での揉め事が起こっているのです。
このように自分の子供達が法廷で争うことがないように、親はきちんと自分の財産の行き先を決めておかないといけないのです。裁判になるのは被相続人が何も決めなかったことが一番の問題です。
愛する子どもたちが醜い争いをしないように、きちんと今のうちから準備しておきましょう!

