保険活用術

生命保険は一時所得を有効に活用!解約返戻金と満期保険金の確定申告不要の方法は?

生命保険を貯蓄代わりに利用している人は少なくありません。

それはやはり支払った保険料より増えて戻ることも多いからではないでしょうか?

今銀行の預金に入れていても全く増えませんから、銀行でも保険を勧めることが多いみたいですね。

その増えたお金には税金がかかるのでしょうか?

生命保険で増えた収入について色々と調べてみましょう。

満期保険金でも解約返戻金でも増えたお金には税金がかかる

増えたお金を一回でもらえば一時所得になる

生命保険の中でも貯蓄性の高い商品がありますね。

終身保険や養老保険といった商品がお金が増える生命保険の代表的なものになります。

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銀行や郵便局の預貯金にしても、証券会社が販売している投資信託などにおいても増えたお金に対して国は必ず税金をかけてきます。

折角自助努力で増やしたお金に対しても国は税金を取るんですよね~

その増えたお金の受け取り方が変われば税金の種類が変わるのを知っていましたか?

そして満期保険金でも解約返戻金でも増えたお金を一度に受け取ると一時所得という名前の収入になります。

一時所得という名前を聞いたことがあるでしょうか?

聞いたことがない人もいると思いますので、国税庁のホームページから詳細を抜粋します。

「一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。この所得には、次のようなものがあります。」

(1) 懸賞や福引きの賞金品(業務に関して受けるものを除きます。)、競馬や競輪の払戻金
(2) 生命保険の一時金(業務に関して受けるものを除きます。)や損害保険の満期返戻金等
(3) 法人から贈与された金品(業務に関して受けるもの、継続的に受けるものは除きます。)
(4) 遺失物拾得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

~国税庁ホームページより~

簡単にいうと、お給料のような継続的なものではなく、一時的に受け取れる所得のことをいいます。

継続的に入ってくるものではないのでちょっとした優遇措置があると考えてもらえばわかりやすいかもしれませんね。

この一時所得には税制的にもメリットがありますので上手く活用すると大きな効果を発揮することもあります。

というのもこの一時所得には一時所得独自の計算方法があるからですね。

これは後ほど後述いたします。

注意!雑所得になると困る人もいる!

この一回で受け取る一時所得はかなりのメリットがあるのですが、あくまでも一回で受け取った時にはメリットがあります。

しかし解約返戻金を年金のような形で分割で受け取ったり、また定期的な積立金の受け取りなどで受け取った場合には雑所得という別の収入の形になります。

こうなると税金の種類も変わりますので注意が必要になってきます。

それこそ多額の保険に入って定期的な受取りの雑所得が大きくなりすぎて、税金で困ったという人もいます。

そのようなことを考えると、受け取る税金の知識はしっかり持っておくことが重要です。

雑所得で受け取るよりも一時所得で受け取る方が税制メリットは大きいです。

一時所得の計算方法は?

一時所得には独自の計算方法がある!

一時所得があったときには、通常の所得の計算方法とは違う計算式をすることになります。一時所得の計算は下のような計算式で算出されます。

総収入金額ー収入を得るために支出した金額ー特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額

収入を得るために支出した金額というのは、例えば生命保険の場合ですと、それまでに支払った保険料総額のことを指します。

ですから受け取った金額すべてが一時所得の対象というわけではありません。

それを勘違いしているケースがヤフーの知恵袋なんかを見てみると散見されます。

一時所得のメリットは特別控除額の50万円があるということになります。

つまり増えた金額が50万円以内であれば、一時所得にかかる税金は必要ありません!

生命保険契約での一時所得を計算してみよう!

生命保険で一時所得といえば解約返戻金など一回で受け取るお金の時に使われる所得のことになります。

この一時金が支払ったお金よりもかなり増えていれば、確定申告をする必要があるということになりますね。

では一時所得というのがどれほど効果的なものなのかを具体的な一例で考えてみましょう。

35歳男性 

加入保険:終身保険

保険料:毎月5万円

最終支払:60歳

支払保険料総額:1500万円

60歳時解約返戻金:1800万円

上記のような方の例で説明します。

毎月5万円の終身保険に25年間加入したとします。この保険に支払う保険料総額は以下のようになります。

50,000円×12ヶ月×25年=1500万円

この保険の解約返戻金は1800万円ですので、支払った契約者は300万円のお金が増えて戻ってくることになります!

この増えた300万円を一時所得の計算式にあてはめてみましょう。

総収入金額1800万円ー収入を得るために支出した金額1500万円ー特別控除額50万円=一時所得の金額250万円

この計算式で考えますと一時所得は250万円ということになります。

そしてここがポイントなのですが、所得額と課税所得額は違うということです。

所得額と課税所得額は違う

どういうことかというと、この計算式で出てきた一時所得額の250万円に税金がかかるのではありません。

この250万円の一時所得額の1/2が課税所得額になるのです。

つまり今回のケースでいえば250万円の半分の125万円

この125万円が税金がかかる対象の金額になるのです。

ですから実際には300万円増えたにもかかわらず、実際に税金がかかる対象の金額は125万円だけになるのです。

この125万円を毎年の他の所得と合算して、確定申告を行います。

この他の所得と合算することを総合課税制度といいます。

これで仮に10%の課税ということになれば増えた125万円に対して10%分の所得税がかかりますから12.5万円の所得税を支払う、という流れになるのです。

増えた300万円に対して12.5万円ですとパーセンテージにすると4%強ですね。

他の税率と比べてもいかに一時所得が有利なのかがわかると思います。

生命保険契約の受け取り方はできるだけ一時所得に!

増えるお金の金額を確認することが重要

私は多くのお客さまの相談を受けてきましたが、やはり資産運用をしたいという意向の人はかなり多いですね。

今は外貨の金利も一時期に比べるとかなりよくなっていますから、そういった保険に入りたい人も多くなっています。

しかしお金が増えるからといって、入り方を間違えると税金が多くかかるケースも出てきます。

そういう時には、保険の入り方を工夫すれば解決することもありますね。

例えば5000万円の現金を定期金の支払い利率2.5%の保険に入ったとすれば毎年125万円の金額を利息のような形で受け取ることができます。

125万円は雑所得になりますので、他の所得と合算する必要が出てきますよ。

これに税率が10%かかれば毎年12.5万円の税金がかかってしまいます。

特別控除の50万円をうまく利用する!

いかがでしたでしょうか?

生命保険も入り方を考えないと多くの税金を支払う可能性があることがわかると思います。

特に銀行で勧められるような商品は一時払の商品が多いと思いますので注意が必要です。

この一時所得の仕組みを上手く活用することで、増えたお金から支払う税金を少なくすることも可能になります。

それはやはり特別控除の50万円とそのあとで1/2にするというのがメリットになるでしょう。

この仕組みを知っていれば、保険契約においてもこの仕組みに応じた内容で加入することもできます。

一時所得を大いに利用する方法は?

確定申告不要の形が望ましい

ではこの一時所得を生かした方法はどのようにすればいいのでしょうか?

できることなら個別の契約で増える金額が50万円以内にしたいところ。

そのようにできれば確定申告が不要になるのでいいのは間違いありません。

この辺りは個別のテクニックが必要になってきますので具体的な例を挙げることは難しいのですが、方法は色々とあります。

それは個別の状況によってかなり変わりますし、生活環境も変わるため一概にこれがいいというのは言えません。

よって今運用したいお金があるけどどうすればよいのか?という相談は個別でしかご回答することが難しいのが現状です。

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一時所得は本当に有利な国の税制になっています。

この仕組みを徹底的に生かした方がよいですよ!

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FP福田
元大手金融期間出身のファイナンシャルプランナー お金の情報に精通し、年金不安のあるこの時代に効率的かつ無駄のないお金の残し方や貯め方を発信している。 アドバイスの内容はわかりやすいと特に女性に好評。 これまでの相談件数は延べ2000人以上で9割以上の人から指示を得ている。
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