40代の女性と一口にいっても40歳の方も49歳の方も様々いらっしゃると思います。
ですが40代に入りますと、記憶にある人生が割と長くありますので10年後とか15年後が普通に考えることができてしまう世代でもありますよね。
私がそうですので、10年前は何をしていたとか思い出せてしまいます(笑)
なので40代女性になってくると老後というものが少し頭をかすめてくる世代ともいえるでしょう。
特に独身の方になりますと、これまでに余り貯金に対して意識がなかった人でも本格的に考えるようになってくる年代でもあります。
その老後を安心できるものにするにはいくら必要になってくるでしょうか?
老後資金を無理なく貯めていく具体的な方法をお伝えしていきたいと思います!
目次
40代女性の平均貯蓄額は一体いくら?
平均貯蓄額は意外と持っている
その人の生活レベルやスタンスによって、生活費や貯蓄額が変わってくるのですが、どれくらい貯金しているのかはやはり気になるところ。
自分の貯蓄額はもちろんわかっていると思いますが、気になるのはその貯蓄額が人と比べて多いか少ないかです。
そして40代女性の平均貯蓄額は949万円となっています。
ただ40歳から49歳までが40代ですのでデータ的には幅が広いとも言えます。
49歳と40歳では9年も違いますから、年間50万円貯めていけば450万円も違う計算になりますよね。
それだけの差がある世代ですが、貯金を全くしていないということはあまりないと思われます。
一つ言えることは男性よりも女性の方がお金を残しておこうという気持ちが強いことがよくわかります(笑)
男性ですとお金を残そうと思う気持ちは女性と比べると少ないですからね。
そうなると今の貯蓄額がどれくらいあるのかによって、しあわせな老後を過ごせるお金を準備できるかどうかが変わってきますね。
今の貯蓄額で老後の不安はなくなる?
では今の貯蓄額が平均くらいの金額を持っている人はこれで安心でしょうか?
それは老後資金がいくら必要という前に自分の生活レベルをまずは考える必要があります。
というのも人間はなかなか生活レベルを下げて生きていくのは難しい生き物です。
だから今働いている人たちが、将来不安なく過ごせる資金は実は人によって大きく変わります。
また40代の人は堅実な人と堅実ではない人とはっきり分かれる年代でもあります。
今のうちから自分は一体いくら必要なのかを一度真剣に考える必要がありそうです。
40代の女性の平均年収は?
平均年収を知っても意味がない!?
ここでいう独身女性というのはほとんどの人が働いていると思われますので、年代の平均年収を調べてみましょう。
ただ平均とかはあまり参考にはならないのかもしれませんよ。
一部上場企業の人もいれば町工場で働いている人たちの平均ということになりますから。
ただそれでもデータというのは、何かと役には立ちますし目安にはなると思います。
国税庁のデータによると下記のような数字になっています。
40歳から44歳 289万円
45歳から49歳 273万円
意外な結果ですが45歳から49歳までの方が年収が下がっているんですね!
いやいやこれは少し驚きでした。
日本の会社組織というのは年齢が上がっていけばやはり上がっていくものだと思っていましたので。
もちろんここには結婚した既婚者のデータも入っており、一概にみんながみんな安くなっていきますというものではありませんけど。
40代になると健康や仕事の不安も出てくる
そしてやはり最も心配で気になるのは仕事を続けることができるのか?という不安をお持ちの方が多いですね。
また健康面での不安が少し出てくる世代でもあります。
いくら仕事や貯蓄があっても、その仕事を続けることができなくなれば将来に対しての不安は大きくなってきます。
というのもそれはやはり30代の時と比べて体力がかなり落ちていることが考えられると思います。
ちょっと夜中まで飲んだり、外に飲みに行って帰ってきたら次の日がしんどい、なんてことも結構あるのではないでしょうか?(笑)
それはやはり基礎代謝が落ちていることもかなり関係があるようです。
また病気になった時に仕事が継続できるのかどうかという不安もあります。
今のうちから病気に対する備えをしておくことができる女性ともいえますね!(笑)
https://fukudafp.net/40dai-hokenryoheikin
老後は一体いくらいるのか?
年金は本当に不安なく出る?
高齢化社会と言われて久しいこの日本においては、現在の年金制度が今のまま続くと考えるのは少し無理があるかもしれません。
欧米社会においても65歳から年金が出る国は実はほとんどありません。
現にアメリカでは67歳からの支給開始になるように調整されています。
そして今の40代の人が年金をもらえる65歳を迎えるのは約20年後です。
今から20年前というと、長野オリンピックが開催されていた頃になります。
その頃にはまだスマホもありませんし、インターネットがここまで普及はしていませんでした。
また国の借金である国債は1998年には622兆円だったものが、今は1300兆円もあります。
つまり20年後の社会というのは、全然見えないことが多いのです。
となると実際に年金が支給される時期というのは65歳ではない可能性が高いと思われます。
また基礎年金なども減額される可能性も高いでしょう。
国だけの年金制度に頼っていては、自分のしあわせな将来の生活はできなくなるかもしれません。
そういう時にはまず自分で本を読んで見るのがいいのではないでしょうか。
私もこの本を持っていますが、参考になる本でおすすめです。
65歳以降は一体いくら必要になるのか?
では老後が不安といいますが実際には一体いくらあれば割と安心して迎えることができるのでしょうか?
一説には3000万円とか4000万円とかも言われています。
ただ独身女性が一人で老後を迎えた場合、住宅のことが最も大きくかかわってきます。
すでに自分で住宅を買っている方もいるでしょうし、または賃貸の方もいるでしょう。
はたまたご両親から相続することもあると思われます。
なのでこの住宅問題をまずは考える必要があるのですが、ない場合で考えてみましょうか。
そうすると例えば家賃が8万円ほどすると生活費は12万円くらいは最低かかりそうな感じはします。
もう少し少なくてもいけるかもしれませんが、その時には物価もかなり上がっているからやっぱり20万円くらいいるんじゃないのかな?
とすると年金でもらえる金額が仮に13万円程度あったとしても約7万円くらいは不足する公算が高いと思われます。
年間でいえば84万円。20年で考えると1680万円。
うーん、やっぱり2000万円くらいのお金は貯蓄しておいた方が良さそうな気がしますね。
でも心配はいりません。
これから老後資金を貯めていくのに始めやすい方法をお伝えいたします。
まずは毎月貯金する体質を身につけよう!
毎月1万円ずつでも始めることが重要
いきなり大きい金額ではなくてもいいので、やはり貯金する習慣を身につける必要があります。
これまでは健康で元気だったかもしれませんが、今後それが続く保証はどこにもありません。
なのでまずは毎月少しずつでもいいので、貯金をしていく習慣を身につけるようにしましょう。
できれば毎月口座から引き落とされるようなものから始めることをおすすめします。
そして金額は最初は1万円からでも始めて見ることが重要です。
計画的に老後資金の目標を設定しよう!
ただ始めただけですと自分がしあわせになれる老後を迎えることは現実的には難しいかもしれません。
毎月1万円の貯金であれば年間で12万円ですから20年でも240万円にしかなりません。
ですので、先ほどの例で考えて2000万円くらいを設定してみましょう。
例をあげた方がわかりやすいので、40代の中でもちょうど真ん中の世代である45歳の方が2000万円ためる方法を一例として説明してみましょう。
45歳の独身女性の例
例えば45歳の独身女性で現在700万円の貯金を持っている人がいるとします。
年金を受け取る時期、つまり65歳までに2000万円貯めようとしますと20年間で1300万円ものお金を貯める必要がありますね。
となると単純計算した場合、1年間で65万円の貯蓄が必要になってくるのです。
毎月で考えると5.4万円もの貯蓄が必要です。
でもこれはできる人とできない人もいるでしょう。
もし毎月でできない場合は、ボーナスのある人であればボーナスで一部分を貯めることも考えた方がよいですね。
でもそれでも毎月3万円くらいは捻出していった方がいいと思います。
例えば携帯を格安SIMに変えるとかも必要かもしれませんね~
ただ、やはり今の生活も大切です。おいしいものはやはり食べた方がいいですし、美容にも気をつけたいところだと思います。
なのでやはり計画的に貯蓄をしていくためには今の家計を少し見直しする必要があるでしょう。
でも何からどう手をつけていいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
というのも私はこれまでに多くの人たちの相談を受けていて、女性で特に多いのが
「何から始めたらいいのかわからない」
という意見をよく聞きました。
確かにお金のことを相談するというのは、非常に難しい部分もあると思います。
ただ実際自分で全て解決できるでしょうか?
これまでに実行したことがないだけになかなか動くのも難しいと思います。
ですので、まずはお金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談してみてはいかがでしょうか?
本来であれば私が直接お話しをさせてもらえばいいのですが、場所的な関係もあり難しいこともあります。
そこで私は毎月5名限定で無料で相談を受けることを決めました。
メールやLINEでお話をさせていただきますので、場所は遠くても大丈夫です。
真剣に将来のことを考えたいけども誰に相談したらよいのかわからない!という方に役に立てればこれほど嬉しいことはありません。
時間は1時間限定でお願いします。
迷っているだけではなくて一歩踏み出す勇気を持ってください!
真剣に考えている人は全力で応援しますよ!
もし相談をご希望されるようでしたら、相談方法を選んでいただき申込みしてください。