20代の時よりは少しいいものを食べたり、美容に関しても少しいいものを使うようになったりと30代の女性はとかくお金の支出が多くなる頃だと思います(笑)
そして30代のシングルの女性になると医療保険とか色々と考える時期にきますね。
少し疲れやすくなったり、婦人系の病気が気になる時期でもあると思います。
そんな時に「医療保険でも入っておこうかな?」と思う方にとって貯蓄型がいいのか掛け捨て型がいいのかは判断に迷うところですね。
ここではそういった方に少しでも参考になる情報を出していこうと思います。
目次
30代シングル女性の医療保険の選び方
貯蓄型の医療保険はお得?
30代で独身の女性は生命保険に関してさほど関心が少ないと思われます。
というのも養うべき人もいないし、お金を残す必要のある相手も考えなくてよいですから。
とはいえ、「30代になったんだから保険の一つくらい入っておかないと」と不安になる方も多いですね。
そういう30代の女性向けには医療保険でもお金の戻ってくる貯蓄タイプの保険が人気になっています。
また日本人の特性上、貯蓄型という言葉はかなり耳障りのいい言葉になるというのはよくわかりますね。
支払った保険料が貯まっているのか貯まっていないのかは、仮にやめた時に全然違う気持ちになるものです。
ましてや基本的には掛け捨ての保険が多い医療保険でお金が貯まるとすれば、これはちょっぴり嬉しかったりもします。
では一体どういうタイプなのか簡単に説明してみましょう。
これは例えば60歳とかになれば支払った保険料を全て還元しますよ、という保険になり一般的には貯蓄型と呼ばれているのかもしれません。
具体的な金額で表すと例えば35歳の女性が3500円の毎月保険料を支払うとします。
3,500円×12ヶ月=42,000円×25年=105万円
この105万円という金額が60歳になった時、一度も医療保険の給付申請をしなければ全額戻ってくることになります。
ほとんどの医療保険が支払った保険料よりも給付金の方が少ないため、こういうシステムの保険は悪くないと思いますね。
ただ注意しておく必要があるのは、その年齢になってお金が戻ってきたら保障はその時点でなくなります。(掛け捨て保険として継続することもできますが)
こうやってほとんど全てのお金が戻ってくるというのは、シングル女性からすると嬉しい仕組みになるのかもしれませんね(笑)
健康給付タイプの医療保険は?
それでは全額戻ってくる保険の方がいいのか?と言われると一概にそうとは言えません。
というのも全額戻ってくる部分というのは、基本的な保障の部分のみであり、例えば女性特有の病気に備えたり、ガンとか一時金の保障がついている特約という部分は掛け捨てになります。
シングル女性というのは基本的には働いている人がほとんどだと思いますので、自分の生活を守る必要もあるでしょう。
そうなってくると、本当に必要最低限の基本保障だけあれば良いのか?というと疑問が付く部分も出てきますね。
そんな場合には、保障が確保できて、数年に1回お祝い金がもらえる保険というのはすごくメリットが大きくなります。
しかもその保険の払い込み期間がかなり短ければ、支払い終了した後は気持ちが楽になりますね。
その後は保障も終身で継続しますし、お祝い金も何年かに一回支払われます。
健康給付のタイプの保険は今実はかなり注目されていますよ!
掛け捨ての医療保険はありかなしか?
いつまで支払うかによって保険料は大きく変わる
貯蓄型の保険ではなくて掛け捨ての保険に加入する時には、やはりコストを意識した入り方をした方がよいでしょう。
掛け捨ての場合は、何歳まで支払うそして何歳まで保険がいるといったことはまず最初に考えておく必要があると思います。
例えば60歳まででいいとか65歳まででいいとかですね。
バリバリ仕事をしている人であれば65歳くらいまで会社で全うするという人は、65歳までにしっかりとした保障に入っておくことも選択肢としていいでしょう。
中には65歳までではなくて一生涯の保障が欲しいという人もいるでしょう。
そんな場合であっても、何歳までには一体いくら支払うことになるのか?ということは意識しておく必要がありますね。
そのようなコストを意識した入り方を考える場合、ある一定の年齢(60歳・65歳)までに支払ってしまえばずっと支払うタイプよりもコストがほとんどのケースで低くなります。
年齢を決めて支払いを終了するという入り方はコスト管理の面ではわかりやすいと思います。
さらに安くしたいと考える方はもう少し短い支払い期間を考えてみるのもいいと思います。
毎月や毎年の保険料は上がるのですが、トータルで支払う保険料総額は低くなります。
払い込み免除特約はあった方がいいか?
現代の医療保険のほとんどは「がん」とか特定の病気になれば支払いが免除される特約が付与されています。
毎月の保険料にわずかな費用を上乗せすればこの特約を付けることができますが、必要なのでしょうか?
私の個人的な意見としては、支払う期間が長期になるものであれば付けておいた方が得ではあると思います。
しかし、短い支払期間であれば付けなくても特に問題はないと思います。
というのも、やはりまだまだ若い30代ですから、大きな病気になる可能性はやはり低いですし、仮になったとしても支払い期間が短ければすでに払い終わった後に病気になることもあるでしょう。
短い期間というのは10年以下くらいのことをいいますが、この期間であれば少なくとも50歳には保険の支払いが終わっていることになります。
10年後は払っていた保険料がなくなって、その費用を旅行とかエステに回せるようになると思いますよ!
がん保険は必要か?
30代・40代の女性はがんに罹患する確率が上がる
女性の病気で30代・40代に多い病気といえばやはり「がん」を思い浮かべると思います。
数年前の話ではありますが、市川海老蔵さんの奥様であった小林麻央さんの闘病生活はみなさんの記憶に新しいところでしょう。
彼女ががんになった年齢は30代。
あれだけお金もある家庭なのに発見が遅れたのか治療が遅れたのかは真実はわかりませんが、早くに命を落としたのは衝撃のニュースでした。
ただ小林麻央さんに限らず、私が知っている限りでも30代を超えるとがんになっている人をこれまでにたくさん見てきました。
個人的な意見でいいますと、この年代の女性は医療保険に加入するよりもがん保険に加入することの方を私はおすすめしたいですね。
というのも普通の病気の入院ですと、今は入院日数も短いですし大した費用はかからないと思います。
しかしながら、もしがんになってしまったらどうなるでしょうか?
仕事の制限もする必要が出てくるかもしれませんし、そうなると収入の減少も考えなければなりません。
がんの闘病にはお金がかかる
ではがんになれば一体いくらの費用がかかるのでしょうか?
それはかかるがんによっても変わりますし、またどこの部位でがんになるかによっても大きく変わります。
ただ小林麻央さんの例をみてもわかるように、部位によっては期間が長くかかることもあります。
また治療期間は短くても、経過観察の期間が長くかかるケースもあります。
闘病生活は長くなれば長くなるほど、当然治療費が高額になってきます。
そういったことまで意識して考えた場合、やはりしっかりとした保険に入っておきたいと考える人は少なくないのですよね。
少なくとも仕事をしている期間は大きな保障があった方がいい、と考える働く女性も多くなってきています。
その人にあった保障をかんがえる必要があるでしょう。
医療保険のおすすめの選び方は?
人生90年時代を乗り切るために
現在女性の平均寿命は87歳となっていますね。
人生90年の時代が来るといわれていますが、今の30代の人たちがその年齢になっているとさらに寿命が延びているでしょう。
そう考えると、女性の場合は特にそうですが、長い支払期間というのは今後リスクになってくる可能性もあります。
一生涯の保障が欲しいと思った場合は短めに支払ってしまうのが得策かもしれませんね。
支払っている期間は介護医療保険料控除で税金が安くなります。
この国の制度は有効に活用した方がいいですよ。
こちらで生命保険料控除の説明は詳しくしています。
https://fukudafp.net/nenkinhokenryokojo
どう選べばよいのか?
では選択肢の多くある医療保険やがん保険ですがどのように選べばよいのでしょうか?
今回のケースは30代のシングル女性という前提でお話をさせてもらっていますが、基本的には医療保険に支払うコストが少ない方がいいと思います。
そのコストが低いという意味はトータルの出費が少ない方がいいと思います。
掛け捨て保険を選ぶ場合も、できるだけコストが低いものの方がいいでしょう。
できることなら早い期間で払込みすることが自分に有利なものになることが多いです。
また貯蓄性のものであれば、保障期間が長い保険を選んだ方がその間保障がありますので良いと思います。
ただその場合には生命保険はインフレには弱いということだけは意識しておいてください。
https://fukudafp.net/kokusaiseiho
ただ具体的にどの商品がいいのか?と言われるとやはり信頼できるFPや自分の担当者などに相談してみてはいかがでしょうか?
相談するときにもこういった考え方を持ってお話すれば、そんなにおかしなものは出てこないと思います(笑)
ただ自分の意思をはっきり出さない場合は、この限りではないことも多くなってきます。
まずはコスト意識をもち、親身になってお話できる人と将来の自分のことについて一度真剣に相談されることをおすすめいたしますよ!
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