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生命保険の先進医療特約は必要か?重複した時や単独では入れる?白内障の給付が対象外になるかも?

こんにちはファイナンシャルプランナーの福田です!

福田FP

保険についてる先進医療特約の説明をするよ!

生命保険会社各社が販売している医療保険の特約にあります先進医療保険特約

名前は聞いたことがあるけれども、一体どんな時に使ったらいいのか?

またどんな病気に有効なのかがわからない人は多いでしょう。

ではこの先進医療特約について少し説明していきたいと思います。

先進医療は混合診療

混合診療とは公的医療と自由診療が合わさったもの

先進医療とは、厚生労働省が定める「高度な医療技術を用いた治療」のことですね。

詳しくいうと、大学病院等の医療機関で研究・開発された最新の医療技術の中で、安全性と治療効果をある一定の数を測定・確認したうえで、一般保険診療との併用(混合診療といいます。)が認められた制度のことです。

診察料、検査料、投薬料、入院料などは公的医療保険が適用されます。この公的医療保険部分に関しては3割負担です。

そして厚生労働省が定める「高度な医療技術を用いた治療」の技術料が健康保険の対象となりません。

つまり医療の種類や病院によって異なるもののこの部分が自己負担となってしまうんですね。

自己負担が高額になると診療が受けられなくなる

自己負担になる部分が高額になれば本来受けたい治療であっても受けられなくなってしまいます。

また、先進医療はすべて高度な技術を要する外科療法だけと思いがちですが、それだけではありません。

放射線療法などの他にも抗がん薬などの薬物療法、免疫療法などさまざまな治療に渡ります。

先進医療の費用は高額なものが多い

実施件数の最も多いのは白内障手術

先進医療の費用はよく高額になる、と言われますよね。

実際に高額になる治療というのは、重粒子線や陽子線治療といったガンに関する治療が高額になりがちです。

しかし実際に最も先進医療として実施された件数でいえば、白内障の治療に使われたものが圧倒的に数としては大きいです。

年間の実施件数は4000件ほどありまして費用は片目で約60万円ほどかかります。

私の知っている人でも何回か治療を受けていますね。

こちらの手術に関しては、近くの眼科で受診できたりもします。

手術名は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」という名前のものになります。

この治療の何がいいのかと言いますと、遠くと近くの両方に焦点を合わせることができます。

つまりこの手術を受けると付随的に老眼も治せてしまうという優れものなんですね。

もし先進医療特約に入っている場合、この治療を受けたい人もいるでしょう。

ですが使える医院と使えない医院がありますから先進医療の手術ができるか確認してもらった方がいいかもしれませんね。

白内障治療が多すぎて先進医療の適用外になる可能性も

実はこの白内障治療の手術が多くなりすぎて先進医療保険特約の給付対象から外す可能性が取りざたされています。

医療保険の特約で付与できる先進医療特約の保険料は100円から300円程度の保険料が多いのですが、この保険料を支払うだけで白内障の保障を受けられるというのはかなり魅力的なものになります。

ただこの特約を利用する人が増えれば、もちろん保険料は上がる可能性が増えますし今後どんな風に保険料が変わってくるかわかりません。

今多くの生命保険会社が先進医療の保険料を10年更新にしているのですが、10年後には上がる要素が出て来ていることを知っておいた方がいいと思います。

もし今から先進医療特約が欲しくて加入する人は先進医療特約も終身で保険料が変わらないものを選んだ方がいいでしょう。

先進医療特約は重複の時はどうなる?

保険会社が違えば重複しても給付対象

先進医療特約は各会社が特約として出していますが、もし重複して加入した時にはどうなるのでしょうか?

この特約というのは同じ会社では一つしか付帯することはできませんので、同じ会社で重複加入することはできません。

しかし別の保険会社であればもちろん重複して加入することができます。

そしてもし先進医療を受けることがあって複数の保険会社に加入していたとしたら、そのどちらの会社も給付されます。

もし3社とか4社に加入していれば、その全てから給付されるのは嬉しいポイントでしょう。

単独で加入はできるか?

この先進医療の保険に単独で入りたいというニーズは実は多いのですが、今のところこの先進医療の保障だけで加入することはできなくなっています。

医療保険をセット販売している会社ばかりなので、単独で入れるようになればそれはありがたいのですが、今のところ単独での加入はできなくなっています。

もし単独で入れるのであればすぐにでも入りたいですが、なかなか難しいでしょうね。

先進医療は高額療養費の対象になるか?

先進医療の費用の一例

先進医療の費用が高いものを上から見てきましょう。

第1位はみなさんよく知っている重粒子線治療のなりますね。

実施件数は少ないですが、自己負担金は300万円超とかなりの高額になっています。

1位 重粒子線治療
年間実施件数  1,639件  1件当たりの自己負担金  3,086,917円

2位 陽子線治療
年間実施件数  2,916件  1件当たりの自己負担金  3,086,917円

3位 自己腫瘍・組織を用いた活性化自己リンパ球移入療法
年間実施件数  12件  1件当たりの自己負担金  1,760,741円

4位 樹状細胞および腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法
年間実施件数  96件  1件当たりの自己負担金  1,049,323円

5位 凍結保存同種組織を用いた外科治療
年間実施件数  27件  1件当たりの自己負担金  789,765円

6位 自家嗅粘膜移植による脊髄再生治療
年間実施件数  4件  1件当たりの自己負担金  752,300円

7位 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
年間実施件数  7,026件  1件当たりの自己負担金  509,863円

以上の数字は平成25年7月1日~平成26年6月30日の期間に「平成26年度実績報告」からのものになります。

高額療養費の対象にはならない

先進医療は上記でも説明したように、公的医療保険の対象外の診療もありますので、当然高額療養費の対象外になってしまいます。

つまり、利用したいとなれば上限があるわけではなくほとんどが自己負担と思っているくらいでいいと思います。

そうなると上記の例のように高額な治療になりますから、自分で負担するとなると大変なことになります。

ただ先進医療を受けて元気になった例も知っていますし、白内障の手術は何度も経験談を聞いていますので有益な治療方法だと思います。

今の所はわずかな保険料で加入できますので、できれば加入しておいた方がいい特約だと思われます。

先進医療は自己申告制?

実はこの先進医療ですが、全てがお医者さんからの提案で受けられるという訳ではありません。

実際のところ、言いにくい話ですが学閥間の問題もあり、先進医療を進めてくれない医院もあります。

日本ではまだまだ「ガンは切るもの」と考えているお医者さんがいます。

そんな場合には、放射線治療を勧めたりはしないですよね。

また自分よりくらいの高い人がこうしろ、という治療を勧めた場合もそれをひっくり返しての提案をしてくれることもほとんど期待できません。

そうなればやはり自分で他の治療方法はないのか?ということを考えなければなりません。

セカンドオピニオンというのはそういった時にかなり有効に活用できるでしょう。

小林麻央さんの例を持ち出すまでもなく、他の治療方法というのを探れるのであれば探るべきですね。

私の知っている例で言えば、ある地方の方が余命いくばくもない、と宣告された人が神戸の陽子線治療センターに自ら電話を入れたところ、受け入れてもらいガンの根治に成功したという話を聞いたことがあります。

自分の担当してもらっている医師の話だけを聞いていたら、この命はなかったかもしれません。

こんな時代だからこそ、様々な情報手段を駆使してでも自分にあった治療方法を考える必要があると思います。

先進医療特約一つをとっても社会保険との繋がりを知っておく必要性はあるでしょう。

信頼できるアドバイザーと一緒に考えて行って欲しいと思います。

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