マイナス金利の時代になって久しいですが、このマイナス金利によって保険会社も悪戦苦闘しています。
運用できる商品が少なくなり、米ドル建ての保険や変額保険が脚光を浴びている気がします。
もちろん私も変額保険については色々と調べているのですが、意外とこれが悪くない商品だったりもします。
そんな変額保険ですがよくわからないという方も多いので少し記事にしてみました。
目次
変額保険は何が変動して何が変動しないのか
毎月の保険料は一定で変動しない
そしてもう一つ多い質問が毎月の保険料は変わるのか?という点ですね。
これはドル建ての保険が毎月の保険料が変わるという仕組みになっているので、ごちゃ混ぜになっている可能性が高いです。
でも変額保険は毎月の保険料は一定で変わりません。
しかも円建てでの支払いということですから、仮に毎月1万円ということで契約すれば自分で変更をされない限りは毎月1万円も変更はありません。
この辺りも誤解が多いところでしたので説明しておきます。
死亡保険金額も最低保証は変動せずに運用次第で増えることも
万一のことがあったときには死亡保障があります。
またこれも誤解があるところですが、死亡保険金額は変動しません。
この死亡保険金額には最低保障がありますので安心ですよね。
しかも運用次第ではこの保険金額も上がることがあります。
だからこの部分においてリスクは全くありませんね。
解約返戻金は変動する
では一体何が「変額」ということになっているのでしょうか?
「変額」になっている部分は解約する時に戻ってくるお金は変動いたします。
つまり解約返戻金が変動するということになります。
この部分はこの保険の運用が投資信託のような形になっているため、返戻金が変動する仕組みになっています。
ではどうして返戻金が変動する仕組みになっているのでしょうか?
それは変額保険の運用の中身が投資信託と同じようなものだからです。
この投資信託の運用ファンドが自分で選べるものであり、リスクが大きくてリターンが大きいもので選ぶこともできます。
また逆にリスクが小さくてリターンが小さいものを選ぶこともできるんですね。
そういう意味ではかなり投資信託に近いような保険であることは間違いありません。
ただしこの運用先を決めるのは契約者ご自身で選んでいただくことになっています。
変額保険の種類は
終身型と有期型と年金型の違いとは?
終身型というタイプと有期間というタイプと更に年金型という種類があります。
この違いは一体何なのでしょうか?
終身型というのは文字通り、保障を一生涯約束しますよ、という保険になりますね。
通常の生命保険の終身保険と同じです。
では有期型というのはどんなものを指すのでしょうか?
これはある一定の期間内の保険であり、終身型に比べると保険料はやすくなります。
また終身型のように一生涯の保障を準備しておく必要は少ないので、運用も楽しみたいという方にはこの有期型をすすめられることもあります。
そして年金型というのは、文字通り将来の年金の準備というタイプになります。
となると余計な死亡保障とかはついておらず、ほぼ運用に回る商品ということになりますね。
自分の将来の為になる変額保険を選ぶ際にはこの年金型を選ぶ方が良いでしょう。
投資信託との違いは?
では保険の機能を持ちながら投資信託のような運用ができる変額保険ですが、どんな人に向いているのでしょうか?
それはズバリいうと投資経験をほとんどしたことがないか、投資経験があってもあまり知らないといった方が向いていると思います。
投資経験がない方がいきなりリスクの高いものをするにはやはり不安になるものです。
最初はやはりリスクの小さいものから始めた方が精神的な負担も少ないと思われますね。
そういう意味では変額保険はもし運用が不調に終わったとしても、最低限の死亡保障は確保されています。
もちろん保障なんていらない!という人には意味のないものかもしれませんが、そんな人ばかりではないですからね。
だからといって、銀行に預けていても全く増えないこの時代ですから投資をしようという気持ちは持っておいた方がいいと思います。
あたこれが個人的には一番重要だと思っているのですが、まずは行動してみることというのが重要だと思いますよ。
変額保険を扱っている会社はアクサ生命・あんしん生命・ソニー生命など
変額保険は運用商品である前に保険商品
まず最初に断っておきたいのが、この大前提でしょう。
色々な評判のある商品ですが、変額保険というのは保険商品なんですよね。
だからこの商品に加入すればもれなく死亡保障が付いています。
これは終身型とか有期型との違いはありますが、その加入している期間内は約束された死亡保障がありますね。
このことをまずは知っておいて欲しいと思います。
そこでよく勘違いされるのが、変額というくらいだからこの保障も変動するのではないか?という点ですね。
実は運用がよければ保障も当初約束していた保障よりも大きくなることがあります。そういう意味ではここは変額ですね。
ただ変額保険には保障には最低保障があり、加入した保障は必ず確保されることになっています。
ここは覚えておいて欲しいポイントの一つですね。
マネーセミナーで紹介される商品の一つ
では運用商品としての変額保険はどうなんでしょうか?
運用商品としてマネーセミナーで紹介されていることもありますが、これまでに何も運用してこなかった人にはいい商品かもしれませんね。
ただ誰にでも当てはまる商品かといえば、そうではないと思います。
私の聞いた話ではマネーセミナーではあまり年金型の変額保険の話を聞いたことがないと聞きます。
死亡保障が必要ではない人には、この年金型の方がいいと思うのですが。
年金型は死亡保障がない分、その分運用に回す費用が大きくなります。
独身の方などはこちらの商品の方が当然良いと思います。
まとめ
今の日本の金利では投資をする必要がある
ではこの変額保険という商品が今脚光を浴びているのはどうしてでしょうか?
以前は変額保険というと、終身型のタイプに入っている人が多かったですね。
これは死亡保障額が変動しませんので、仮に運用が悪くなったとしても死亡保障で一生涯持っておけば支払った保険料よりも多く保険金が出ますので、解約をしなければ損をしない商品です。
しかし今の時代ではできるだけ運用に回す方がいいということで有期型を選ばれている人が多いです。
しかも死亡保障額は一生涯保障する必要がないので、運用に回る金額が大きくなっているんですよね。
どのタイプや種類を選べば良いのか?
これはライフスタイルに依存するところがかなり大きいです。
ただ変額保険に入る型の多くは、運用目的の人が多いと思います。
そんな人にはやはり年金型のタイプがいいと思われます。
もしも違うタイプの商品を案内されたときには、別の人に相談する方がいいと思います!
実はかなり運用商品としても魅力的な商品がありますので、そういう商品を選んでほしいですよね。
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