生命保険

生命保険会社が倒産や破綻すると保障は?過去の例や原因で補償はあるのか?

ファイナンシャルプランナーの福田です。

生命保険会社が破産や倒産をするとどうなるのか気になる人は意外と多いですね。

私もFPの仕事をしていますので当然生命保険のお話も出てきます。

その中で会社をどのように選べばいいのか、というよりもその生命保険会社は大丈夫か?と聞かれることは意外と多いです。

生命保険会社が破綻した場合などについて説明していきたいと思います。

生命保険会社は過去に倒産や破綻をしたことがある?

保険会社が過去に倒産した事例は?

生命保険会社の格付けや会社の健全性を気にされる方は自分の資産をその会社に委ねるわけですからできることなら潰れない会社の方がいいですよね。

私がよく質問されることには次のような質問があります。

「保険会社がつぶれるとどうなるのか?」

「倒産しない保険会社を教えて欲しい」

倒産しない会社を知ることはできませんが、日本の大手生保会社のトップクラスの会社は潰れる可能性が低いのは間違いないと思います。

ただ昔はそんな大手生保会社でも潰れるのでは?と噂されていた時代もありました。

大手生保は潰れなかったが中堅生保は破綻

実際に大手とは言いませんが中堅の生保会社が倒産したのは事実あります。

日本はこれまでに8社の倒産がありました。

破綻保険会社 破綻年月
日産生命保険相互会社 1997年4月
東邦生命保険相互会社 1999年6月
第百生命保険相互会社 2000年5月
大正生命保険株式会社 2000年8月
千代田生命保険相互会社 2000年10月
協栄生命保険株式会社 2000年10月
東京生命保険株式会社 2001年3月
大和生命保険相互会社 2008年9月

一番最近の事例ですと、2008年の大和保険の倒産があります。

上記の保険会社の中には私が就職活動で訪問した会社も数社ありますね(笑)

そしてもし保険会社が倒産した場合はどうすればよいのか?

また、そのようになった場合はどうなるのかについて説明していきましょう。

生命保険会社が倒産した!

保険契約者保護機構について

では、保険会社が破綻すると一体どうなるのかをお伝えしたいと思います。

まず、全ての生命保険会社は生命保険契約者保護機構というところに強制加入することになっています。

この生命保険契約者保護機構は破綻保険会社の保険契約の継続を支援し、保険契約の移転等の円滑な実施を行います。

具体的には救済保険会社に対する資金援助を行うほか、救済保険会社が現れない場合には自ら破綻保険会社に係る保険契約の引受等を行います。

まずは2つのパターンに分かれます。

救済保険会社が現れるか、現れないかです。

救済保険会社が現れた場合

救済保険会社が現れた場合、自分の契約がどうなるのか気になりますよね。

救済保険会社が現れた場合はラッキーといいますか、契約を全て引き継いでもらえます。

また先ほど説明した生命保険契約者保護機構は法令等に従い資金援助を救済保険会社に対して行ってくれます。

イメージとしてはこんな感じになります。

保護機構は破綻保険会社に対しても補償対象保険金の支払いに係る資金援助をしてくれるので、もし破綻保険会社に入ったまま保険給付の事象が起こっても、保険金は支払ってもらえます。

また破綻した保険会社が次の会社に買い取ってもらうような形となるのです。

救済保険会社が現れなかった場合

次に救済保険会社が現れなかった場合を考えてみましょう。

救済保険会社が現れなかった場合には、この生命保険契約者保護機構が自ら子会社である「承継会社」を作る、または自らが保険契約を引き継ぐという流れになります。

イメージ図は次の通りになります。

生命保険契約者保護機構というのは要するに、倒産や破綻した保険会社の面倒を見てくれるわけです。

ただ救済保険会社が現れなかった場合には保険契約の全てを同条件で見てくれるわけではありません。

原則として責任準備金の90%までしか補償いたしません。

また、保険契約の継続を図る観点から通常の解約控除とは別に早期解約の場合にペナルティーを課せられる場合もあります。

つまり、保険会社が倒産してしまうと、支払った保険料の全額は戻ってこない可能性が高いし、解約もできないかもしれません。

そう考えるとやはりできるだけ破綻をしないような会社を選びたいところですね。

保険会社が破綻したり倒産する原因は?

予定利率の高い契約が多くある場合

破綻した会社の多くは2000年前後に集中しています。

この原因の一つにはバブル経済期の高い予定利率の商品を多く取り扱っていたことが指摘されています。

そしてバブル期を過ぎた後、景気が悪化して予定利率通りの保険金支払いができない状況になったわけです。

実際にバブル経済期の商品というのは驚くべきような高利率の商品が多く、それで大手生保も軒並みこの時期には格付けなどが下げられていました。

また景気の悪化により株価の低迷なども起因するケースはもちろんあります。

リーマンショックが引き金になったケースも

2008年の大和生命の破綻はこのリーマンショックが引き金になったと言われています。

アメリカの話になりますが、2008年に起こったリーマンショックのような大きな出来事があると当然ながら、会社の景気に直結してきます。

ただこのような社会的背景を予測するのは一般人には到底できることではありません。

どうすれば保険会社の見極めができるのか?

破綻しない会社の見分け方

では一体どうすれば保険会社の見極めをすればよいのか?

これから生命保険を加入したり、見直しをされたりする予定のある方は、保険会社の格付けや財務状況は一度見ておいた方がよいかもしれません。

また、そのような情報だけではなく、自分が入っている保険の担当者に

「自分の入っている保険会社は大丈夫なのか?」

「入っている保険会社の格付けを教えて欲しい」

と質問をぶつけて見るのもいいかもしれません。

それよりも客観的な指標として用いられているのは格付けとソルベンシーマージン比率です。

ソルベンシーマージン比率とは?

ソルベンシーマージン比率というのは、以下のように説明をすることができます。

保険会社の財務健全性を示す指標です。 簡単に言うと「通常の予測を超えて発生するリスクに対応できる支払余力をどれだけ有しているか」を判断するための行政監督上の指標のひとつです。

一般的にはソルベンシーマージン比率は200%以上あればいい、と言われていますがその数字は若干不安が残ります。

最低でも600%、中には900%以上がいいという人もいますが、ある程度知名度があれば500とか600でも大丈夫でしょう。

それよりも昨年よりもどうなったか、とか流れを見ていく方が重要だと考えます。

加入する保険会社のソルベンシーマージン比率は何%になっているでしょうか?

一度確認することをおすすめします!

また最近は余り聞かないですが、S&Pなどの格付け会社で格付けを確認するという方法もあります。

いずれにしてもどうせ入るのであれば安心できる保険会社がいいですよね。

大手国内生保会社に入るのは?

2000年の混乱期を乗り越えてきた大手国内生保会社というのはやはり安心感があると思います。

実際に格付けが下がっていたのを持ち直したという実績もありますね。

じゃあ安心だからその会社に入るのか?と言われるとそればかりを理由にして保険に入る人はいないでしょう。

やはり商品の特性や自分がいくら受け取れるのか、ということをきちんと理解する必要もあります。

そうなると色々な保険を取り扱いしているファイナンシャルプランナーに相談するというのも一つの方法だと思います。

私の方に相談していただくのがよいのですが、遠方で無理という方もおられますので、そういう方には一度プロのFPに相談されるのがよいかと思います。

こちらの保険見直しラボでは独自のFPが多数在籍していますので、安心感はあると思います。

ただそうはいっても相性という部分はあると思いますので、一度面談してダメなら仕方ありませんが、相性のいいFPに出会える可能性があります。

私もこのようなFP紹介サービスに登録をしていたことがありまして、今でもいい関係を続けることができているお客様も多数います。

保険選びで少し迷っていたりする場合は、お試しという感覚でもいいのでお話しだけでも聞いてみてはいかがでしょうか?

 

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FP福田
FP福田
お金の持っている力を最大限に生かすコスパコンシェルジュ 情報を調べて、今できる最大限に効果の高い商品の購入方法をアドバイスしている。 これまでの相談件数は延べ2000人以上で95%以上の人から満足をしてもらっており、また陸マイラーとして実績は半年で20万マイル獲得の実績。
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現代においてはいい会社に勤めたからといって、将来が安泰なわけではありません。

自分のことは自分で守っていく必要が出てきている時代になっています。

自分でお金を少しでも節約したり、またお金に働いてもらうことによって複数の収入の柱を増やす方法もあります。

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