資産運用

インフレに生命保険と国債は弱い?個人でできる対策と金利との関係は?

こんにちはファイナンシャルプランナーの福田です1

「インフレ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

インフレについて調べてみるとWikipediaではこのように定義されています。

経済学においてモノやサービスの全体の価格レベル、すなわち物価が、ある期間において持続的に上昇する経済現象である。

つまりインフレが起こると貨幣価値が一気に変わるということですね。

少しのインフレであれば景気が良くなることもあるのですが、大きなインフレというのは国を崩壊させてしまうほど大きな危険があります。

インフレの意味は?

価値は変わらないが物価が上がること

まずインフレーションという経済用語をご存知でしょうか?

インフレーション=インフレですね。少し詳しく説明しましょう。

今から29年前の1989年の新聞朝刊1部の金額は90円でした。それが平成30年現在は1部150円です。

モノの価値は大きく変わったでしょうか?

そうですね、それほど新聞1部の価値は大きくは変わっていませんが、物価は上がっています。

また東京都のタクシー初乗り料金は470円でしたが、現在では初乗りは730円になっています。

価格が上がったからといってタクシーに乗った時のサービスがよくなったとかありますか?

そうです、これも価値は変わっていません。

このように価値は変わっていないがモノの値段があがることをインフレというのです。

インフレ時には経済が好景気に

全体的な傾向でいうとインフレの時には経済が好循環にあります。

なので少しのインフレであれば、好景気になっていると考えることができます。

わかりやすい例で言うと、日本の高度経済成長期はその最たるものだといえるでしょう。

物価も上がっていきましたが、社会全体の賃金も上がっていたころは日本はすごいいい循環で経済はまわっていました。

こういうインフレであれば大歓迎だと言えますね。

しかし世界ではインフレが進行し過ぎて大変なことになった例があります。

ハイパーインフレとは?

ハイパーインフレが起こったベネズエラ

このように適正な感じでモノの値段が上がり、賃金も上昇傾向にあるのであれば経済的に好ましい状態にあるといえるのですが、そのスピードが急激な起こってしまうとどうなるでしょうか?

この急激に起こるインフレのことをハイパーインフレというのです。

これまでの歴史上においても、先進国でも発展途上国でもハイパーインフレが起こったことがあります。

本当に最近の例でいいますと2018年7月にベネズエラで起こっています。

どんな状況だったかというと、一月で物価が2倍になっていき、紙幣の供給が間に合わないという状態が続いていたようです。

物を買うのに紙幣が必要で足りなくなるなんて、ちょっと考えられない事態です。

10万ボリバルを1ボリバル・ソベラノにすると発表していますので5桁の切り下げということですね。

わかりやすくいうと、コーラが100円だったものが今現在では1000万円になっているという状況です。

日本ではこのようなことは起こらないと思われる方もいるかもしれませんが、日本も過去にはハイパーインフレが起こった時代があります。

つまり決して他人事ではないのです。

ドイツでもハイパーインフレが

まずはこのリンク先の衝撃的な写真をご覧ください!

子どもたちが札束で積み木遊びをしています。

現代ではこんな遊びができるお金持ちを見たことはありませんが(笑)。

でもこれほどまでにお金の価値がなくなるというのは少し考えにくいですが、実際にあった話なんですね。

そしてこのようなインフレが起こった国はどこだと思いますか?

発展途上国ではありません。先進国のドイツです。

ドイツは第一次世界大戦、第二次世界大戦とも敗戦国になりました。(第二次世界大戦はドイツとイタリアと同盟を結んでいた国が日本で日独伊三国同盟です。)

そして戦争の敗戦国になると、多大なる賠償金を支払う必要が出てきます。

ハイパーインフレの起こる原因は?

ドイツの時には第一次世界大戦の敗戦

1914年(行く意志)に第一次世界対戦が起こっています。

それまでは1ドル=4.2マルクでした。

それが、どんどんインフレが進行して通貨の価値が下落していきます。時系列に見ていきましょう。

1919年 1ドル=13マルク

1922年 1ドル=320マルク

1923年 1ドル=17,972マルク

1924年 1ドル=4兆2000万マルク

になっています。

これがどういうことを示しているのかを説明します。

通貨の価値が1兆分の1になっています。これを日本円で説明いたします。

100円のコーラを買うのに100兆円が必要になるのです。

100兆円というすごい金額ですね。東京都の年間予算が13兆円ですから、とてつもない金額であることが分かっていただけるかと思います。

こうなると1億円くらい持っていても1円の価値にもならないということになります。

こんな現象となれば確かに札束はクズ扱いされても仕方がありませんね。

面白いエピソードにこんなものがあります。

喫茶店でコーヒーを飲むのにトランク一杯分の紙幣が必要であったのが、飲んでいる間にインフレの進行で価格がトランク二杯分になった→ドイツのハイパーインフレについて

わずか数分で物価が急激に上がる。今の時代では考えることはできませんが、このような経済現象のことをハイパーインフレと呼びます。

ここまで急激な変化はなかなかありませんが、こういう事態に日本は陥らないでほしいものです。

ドイツはどうなって立て直したか?

このインフレはどうやって収まったのでしょうか?

ドイツはレンテン銀行を設立し、レンテンマルクという別の通貨を発行しました。

これは緊急安定通貨として発行され、1兆マルク=1レンテンマルクの交換率で成立。

そしてレンテンマルクの上限発行量を制限し、こうすることによって貨幣量は劇的に減っていきました。

そしてまた新しい通貨であるライヒスマルクを発行し、この交換率を

1レンテンマルク=1ライヒスマルク

とすることで奇跡的にドイツのインフレは収束することになりましたね。

このようにハイパーインフレが起こると、経済は大混乱に陥る可能性がありますね。

もしこんなことになってしまうと、預けておいたお金、例えば100万円の貯金は紙くず同然になるのはわかってもらえましたでしょうか?

現代の日本は戦争とは少し無縁ですので、なかなかピンとはこないと思います。

しかし、もしこのような状況に仮に陥ったとしても、例えば通貨をマルクだけではなくドルを持っていれば、資産の減少を少なくできたのです。

インフレに弱いと言われている金融商品

インフレになると資産の価値が変わる

マイナス金利になってかなりの時間が経過しています。

このマイナス金利状況の中、経済に深刻な影響を与えている一面は否定できませんね。

ただこのような状況下においてもまだ国債が買われている現状があるようです。

ただ国債には生命保険と同じインフレに弱いという弱点があります。

このことについて少し説明しましょう。

このような状況下になった時に、もし国債をたくさん持っていたとしたらどうなるでしょうか?

国債と生命保険は固定金利なのでインフレに弱い

では国債と生命保険がどうしてインフレに弱いのでしょうか?

その理由というのが固定金利で運用していることが挙げられます。

国債というのは国の発行する借金ですね。

仮にインフレが起こったとして固定金利であれば訳された金額しか受け取ることができません。

金利が急上昇したとしてもずっと変わらない金利分しか増えていかないのです。

仮に国債を700万円持っていたとして以前の70分の1しか価値がなくなると10万円の価値と同じですよね。

また生命保険も同じようなことがいえると思います。

700万円の満期の保険金がある保険に加入した時に受け取れるのは700万円という約束された金額しか受け取ることができません。

でも同じように価値は70分の1しかありませんから10万円の価値になってしまうのです。

国債も生命保険も実際の価値ではなく、約束された金額を受け取るということが実はインフレに弱いと言われる所以なのです。

これから自分の資産を作って守って行こうと考えている方は、こういった現実を知っておく必要があると思います。

金利が変動する商品であれば、仮にハイパーインフレが起こったとしても、市場の金利に引っ張られることになるので、固定金利のものより対応ができるのです。

個人でできるインフレ対策は?

インフレに対応できる金融商品を選ぶ

ハイパーインフレは大げさすぎるかもしれませんが、インフレを考慮に入れたとしてどう対応すればよいのでしょうか?

それにはやはり分散投資というものが非常に重要になると思われます。

特に投資初心者の方は、これまでに何もしてきていませんので投資自体が怖い人もいるでしょう。

しかし今の時代は少しづつでも資産運用をして行く必要が出てきた時代になっています。

また生命保険を考えてみても、インフレに強い商品として変額保険の名前もよく出てきています。

変額保険についてはこちらの記事で詳細を書いていますのでご覧ください。

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日本円以外の通過を持ってみる

つまり一つの通過だけで資産を運用しているとどうしても国の景気などに左右されてしまいます。

その中でおすすめしやすいのはやはりドル資産を保有することだと思います。

というのも、ドルは基軸通貨ですので世界で最も保有されている資産になります。

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世界のセレブは日本円を持っているでしょうか?

違いますよね、多くの資産家はドルを持っています。

では日本人のセレブは円だけを保有しているのでしょうか?

わかりやすいところでいうとテニスの錦織選手や、ヤンキースの田中投手などは報酬をドルで受け取っていますよね。

他にも孫正義さんなどは全ての資産を円で持っているでしょうか?

お金のことはお金持ちの方法のマネをするのがよいと思われます。

もし今分散投資をしていないのであれば、検討してみる価値は大いにあるといえるでしょう。

で具体的にはどんな商品を選べばよいのか?それはその人の状況に応じて違うために一概にこれという判断はできません。

保険のプロ集団である人たちに相談するのも一つの方法になります。

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ただこういった人たちに相談したあと、しっくりこないという場合には私の方へ相談をいただいても構いません。

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FP福田
元大手金融期間出身のファイナンシャルプランナー お金の情報に精通し、年金不安のあるこの時代に効率的かつ無駄のないお金の残し方や貯め方を発信している。 アドバイスの内容はわかりやすいと特に女性に好評。 これまでの相談件数は延べ2000人以上で9割以上の人から指示を得ている。
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