保険活用術

外貨建て生命保険はドル支払いできる?外貨を引き落としできる銀行はどこ?

なにわのファイナンシャルプランナーの福田です。

外貨建て生命保険は近年保険会社の主力商品となっていますが、日本の低金利をみていますとこれからもその傾向は変わらないでしょうね。

ただ為替レートの関係がある以上、日本円での元本保証というのはされていません。

そうするとドル建ての生命保険をドルで支払いたい!という意向があればどうなるでしょうか?

ドルで支払うことを考えた際のことをまとめてみます。

ドル建て保険はドルで支払うことができるのか?

ドル口座で引き落としできる保険会社はある

ドル建て保険は貯蓄性の高い保険として外資系生命保険会社を中心として販売されている商品になります。

その引き落とし方法ですが、ドル建てだからといって全ての保険会社がドル口座からの引き落としができるわけではありません。

円に換算した保険料を引き落としする保険会社の方が多いですね。

しかしこれには為替手数料がかかっていますので、手数料のことを気にする人は損をしていると思う人もいるでしょう。

そんな人は保険会社は限られてきますが、日本の銀行の中でもドル口座をもてる銀行がありますので、そこから引き落としすることも可能になります。

対応していない保険会社もあるので確認を

またドル建て保険を販売している会社が全てこういった対応をしているかというとそうではありません。

ドル口座からの引き落としができない会社の方がほとんどですので、そこは注意が必要です。

対応していない会社の場合には仕方がありませんので、円建てでの口座引き落としになります。

またドル建ての口座は銀行にあるものの、そこから引き落としの設定をするのができない銀行もありますので注意が必要です。

では一体どこの銀行であればドルでの引き落としに対応しているのでしょうか?

毎月のドル引き落としに利用できる銀行は?

ドル建保険を販売している中で、ドル引き落としができる保険会社は外資系の生命保険会社があります。

現在のところ、本当に限られた銀行からしかできないようですね。

ドル建て口座から引き落としできる銀行は三菱UFJ銀行とSMBC信託銀行のみしか設定できないようです。

SMBC信託銀行は為替レートが片道1円になっていますので、その都度入金して引き落とすには不向きです、為替手数料の方が高くつきます。

この銀行のマルチ口座の中にドルがたくさん入っている方であれば問題なく利用できるとは思います。

現状ではドルでの引き落としを選択するには本当に少ない選択肢になります。(2018年11月29日調べ)

ドルでの支払いは振込みであればできるところが多い

ではドル支払いを実現しようとするとどんな選択肢があるのでしょうか?

毎月や毎年の口座振替はできるところは少ないのですが、ドルで受け取りがOKの保険会社は色々とあります。

そうなりますとドル建てでの振り込みということになりますが、もしドルを銀行口座にたくさん持っている方であれば手数料が安くなる可能性が高くなりますので、ドル振込みを検討するのはありですね。

例えば新生銀行から振込みですと4000円かかるとします。

しかし為替は関係ありませんので、為替手数料は不要となります。

保険料に50銭の上乗せをしている会社であれば、仮に50,000ドルの保険料であれば1ドル100円の時に100.5円分を振込する必要があります。

つまりこの振込み手数料は5,025,000円ですので、為替手数料は25,000円。

もしこれを新生銀行の外貨送金ですと500万円にプラスで4000円の支払いで済みます。

用途によって使い分けできるといいですよね。

ドルでの受け取りにおすすめの銀行は?

ソニー銀行と新生銀行がおすすめ

一方でドルで受け取る口座はどうなっているのでしょうか?

おすすめとなるのは新生銀行とソニー銀行がおすすめです。

この銀行をおすすめする理由としては、ドルで受け取る時の手数料が無料になります。

またドルから円に交換する際の手数料も大手銀行と比べると安くなっています。

どちらの銀行もステージごとに手数料が変わっておりまして、最も安いプラチナというランクになれば新生銀行は片道7銭、ソニー銀行は片道4銭という手数料の安さになります。

日本の新しいネット銀行は他にもありまして、為替手数料がこの2行よりも安い銀行はあるのですが、ドルで受け取る時の手数料を考えれば上記2行にしておく方が今は無難ではないでしょうか。

住信SBIネット銀行はドルを受け取る時は注意が必要

そして私がよく利用している住信SBIネット銀行は注意が必要です。

それはドルで受け取るときですが、5万ドル以上の受け取りであれば手数料は無料なのですが、それ以下の時には25ドルがかかる仕組みになっていました。

私はこのことを知らずに自分のお客様に案内をしてしまったことがりますので、自分の戒めの意味で書いておきたいと思います。

ただドルから円に、円からドルへの為替手数料はネット銀行の中でも最安に近いものがありますのでもし5万ドル以上を受け取る際には住信SBIネット銀行の方が為替手数料も4銭と安いのでおすすめですよ。

この5万ドル以上という点だけは本当にご注意してください。

ドル支払いするのに向いている人

ドル資産をたくさん持っていて為替動向を気にしたくない人

銀行などでたくさん販売されている一時払いの年金保険があります。

銀行はお客様の資産状況をよく知っていますので、大きい預金があると保険の販売をする、というのはよく言われていることです。

なので銀行に勧められてドル資産をたくさん持っている人は受け取る口座としてドル口座を持っていてもいいでしょう。

もし自分が購入した時の為替よりも安い時には、ドルのまま保有しておくと損を確定することにはなりません。

自分が購入したドルの為替よりもいい時を狙って円に交換すると為替での損を少なくすることもできるのです。

円に交換しやすい銀行を選びましょう

ドルで持っていても仕方がない、という人は円に交換すればいいと思うのですが、未だに日本の金利は一向によくなっていません。

そう考えると銀行のドル口座に預けていても仕方がないかもしれませんが、先ほど紹介した銀行の外貨預金の金利は日本円の金利よりも遥かに高い金利を適用しています。

特に使い道が決まっていない場合には、上記銀行の普通預金に入れておけば良いのではないでしょうか。

住信SBIネット銀行はデビッドカードの利用で外貨引き落としも可能になっています。

30回までの利用であれば手数料が無料で利用できますので、海外でのショッピングに重宝いたします。

クレジットカードで利用すれば必ず手数料がかかりますので。

またソニー銀行は現地で外貨の引き出しも可能になっています。

こちらでソニー銀行について確認できます。

海外旅行に行く際にはこの機能は非常に便利ですね。

海外旅行によく行く人は現地ATMで利用できるこの機能があれば日本から持って行く現地通貨はほとんど両替しなくていいので便利です。

日本で現地通貨に両替すると手数料が鬼のように高いですからね(笑)

外貨建て保険のドル口座引き落としのまとめ

ドル支払いはできないが為替手数料が安い保険会社がある

ドル建て保険の支払いでドル口座が設定できるということについて説明をしてきました。

入り口と出口の為替手数料がなくなればその分戻ってくるお金は増えますので、活用をしたいところではあります。

ただ今あまりドルを持っていないであるとか、将来的にもドルを保有し続けることはないかな、と思う人は円建ての引き落としでいいかなと思います。

ドルの保険の中にもかなり為替手数料の安い会社もありますから、為替手数料を気にされる方は検討してもいいと思います。

毎回のドル取引が1銭の保険会社もありますので、為替手数料が気になる方はそういう考え方で商品選びをしてもいいですね。

クレジットカード払いかドル支払いか

ドル建ての保険はクレジットカードで支払いができる会社もあります。

そうするとポイントが貯まるので嬉しいというお話もあり、クレジットカード払いにしている人も多いと思われます。

クレジットカード払いについてはこちらの記事で詳しく説明していますのでご参考にしてください。

生命保険料はクレジットカード払い!外貨建て保険で為替レートよりも還元率を上げる方法は?ファイナンシャルプランナーの福田です。 日本の空前絶後の金利によって、日本の保険会社が販売している円建ての貯蓄性の商品はあまり人気...

どちらがいいのかはその人のライフスタイルによるところもあるので一概には言えませんが、色々な支払い方法があることは知っておいて欲しいですね。

現在のところでは毎月や毎年の引き落としでドル口座を利用できる銀行はありますが、あまりおすすめできません。

SMBC信託銀行のマルチマネー口座に多くのドル資金を持っている人のみが利用しやすい状況といえるでしょう。

以上ドル建て保険のドル口座設定についてお話をしました。

参考になれば幸いです。

ps.これまでお金に関して無計画すぎたことはありませんか?

⇒生活を変えずに貯める体質に変える秘訣は?

ABOUT ME
FP福田
お金の持っている力を最大限に生かすコスパコンシェルジュ 情報を調べて、今できる最大限に効果の高い商品の購入方法をアドバイスしている。 これまでの相談件数は延べ2000人以上で95%以上の人から満足をしてもらっており、また陸マイラーとして実績は半年で20万マイル獲得の実績。