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20代と30代の独身女性に保険は必要か不要?

入院の時に必要となる医療保険は必要か?

女性の社会進出が進んで今の時代は夫婦共働きの家庭も増えてきました。そして私もこういう仕事をしている関係で色々な女性の保険や資産運用の相談をこれまで多く受けています。

その中で多い質問の一つがこれですね。

「一日当たりいくらくらいあれば十分なのか」

とのご質問は本当に多いですね。

ここで一つのデータを基にお話したいと思います。女性のデータというわけではありませんが一つの参考にはなると思います。

事例:サラリーマン(52歳・月収46万)が脳内出血で120日間入院時

入院の流れは以下のようになります。
発病→入院→手術→治療→退院

この間にかかる入院費用を見ていきたいと思います。

発病:初診料2,500円・検査料54,800円・画像審査料216,800円
合計274,100円

入院:入院時医学管理料231,700円・入院時食事療法45,600円
合計282,700円

手術:手術料924,700円・麻酔料172,600円・処置料111,800円
合計1,209,100円

治療:投薬・注射料861,300円・理学療法料413,800円・入院費694,800円
合計1,969,900円

上記を全て合計すれば医療費総額3,735,800円になります。もちろん事例ですので全てこうなるというわけではありません。あくまでも目安とお考えください。

では、この金額全額を用意する必要があるのでしょうか?

いいえ、この場合は自己負担料は3割になりますので1,120,740円になります。さらに高額療養費として還付される金額もあります。

高額療養費制度については、ご自身の年齢やご加入の健康保険組合などで変わってきますので、いくらというのはいえないですが全てを保険で賄う必要性はないといえます。

ただ健康保険適用外の費用もありますので、そのあたりをどう計算するかによってかなり変わってくるのではないでしょうか?

では貯蓄性の保険って必要?

まだまだお若い女性の方の心配ごとの一つはは「貯蓄」ではないでしょうか?

年金制度に対する不安から将来に少しでも多くお金は残しておきたいと考えられているしっかりした考えをお持ちの女性は最近特に増えてきていると思います。

では保険で貯蓄ができるのか?それとも普通に貯蓄する方がよいのか?について少し考えていきたいと思います。貯蓄性の保険というと生命保険の基本形でも伝えたように2つしかありません。

生命保険の基本形は3つ!これを理解すると見直しのとき便利!

養老保険

これはその昔、国内生保の主力商品として君臨してきた商品です。保険料が高い貯蓄タイプの保険です。カンタンにいいますと

死んだ時の保険金と満期になった時の満期金が同じ金額

そんな保険です。例えば、死んだときに1000万円、満期になった時も1000万円というものです。

これは昔、運用利率がよかった時には非常にいい商品でした。というのは支払総額が600万円で、満期金として1,000万円受け取りをすることができたのです。もっとお金がたまった時期もありました。

しかし、今はそれほどのリターンを期待することはできません。ですので、実際に1,000万円の満期金を受け取るには950万円の支払いが必要というものになっています。さらに2017年4月以降はどうなるのかわかりませんね。

終身保険

これは読んで字のごとく、一生涯の保障をする保険となっています。極端に言いますと、人間は絶対に死にますので、やめることがなければ絶対に保険金がもらえる保険の仕組みとなっています(笑)

この保険は養老保険と同様に貯蓄性があるタイプの保険です。養老保険と違うところは満期がないという点と養老保険よりも保険料が安いというところです。

また、一生涯の保障がありますが、支払期間は自由に設定することができるので、例えば20年間で支払いを終了させると、保険期間は一生涯ですが、支払いは20年で終了ということもできるのです。

また支払い期間が終了したあとも支払った保険の解約返戻金が増えていく仕組みになっています。今お金を貯める保険というとこの保険を利用するケースが多いとはいえますね。

年金保険

これは生命保険の基本形には入っていません。というのも保障という機能はなく、もし万一のことがあった場合には支払った金額だけが戻ってくるという仕組みになっているのです。

よって死亡保障を商品性と考えた場合には基本の形には入ってこないわけですね。

この商品はまさに年金の積立の一助として利用する方が多いですね。少し前まではそれだけの使い方だけではなく色々な方法もありましたが、現在は通常の利用方法しかできないでしょう。

こうやって見ていくと自分で全部考えて加入するというのは非常に難しいですね。色々と勉強して加入されるのも確かに良い方法であるとは思いますが、やはり専門の知識を有した人に相談するのが最も早くて賢い方法のような気がしますね。

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FP福田稔也紹介 FP福田稔也一覧

FP福田

FP福田

元大手金融期間出身のファイナンシャルプランナー
お金の情報に精通し、年金不安のあるこの時代に効率的かつ無駄のないお金の残し方や貯め方を発信している。
アドバイスの内容はわかりやすいと特に女性に好評。
これまでの相談件数は延べ2000人以上で9割以上の人から指示を得ている。

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